現役消防士が伝える台風の怖さ
いよいよ8日から9日にかけて台風が関東に上陸することになりました。
私が務める消防本部だと、台風が接近すると、
24時間勤務から36時間勤務に変更になります。
なかなか激務です。
36時間勤務になる理由としては、災害が多数発生する可能性が、
高くなり通常の勤務人数では不足するからです。
台風が上陸すると、
風により屋根や看板が飛ばされそうなどの通報、道路が冠水して通行できない、
川が氾濫しそうなど多数の通報が入ります。
具体的には、
昨年9月に関東に上陸した台風24号です。
わたしが務める場所では、
上記の災害が多数発生して、
消防車の数が足りず、
119番通報に応じることが
できない事案が多数発生しました。
もちろん救急車も同様です。
数に限りがある限り、多数発生すると消防車が現場に行くことができないことは、現実に起きるのです。
台風の時は、上陸前に食料の確保と暇つぶし道具を装備し、家でじっとしていることがおススメです。